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2025.07.23

雑草対策に防草シートは効果ある?メリットやデメリット・失敗しないポイントを紹介

こんにちは、四季辺の赤土です。

「雑草対策で防草シートを敷いて、本当に効果がある?」
「メリットやデメリットが知りたい」

などと考えていませんか?

防草シートは正しく施工すれば、3〜5年間の雑草抑制効果が期待できます。

ただし、施工方法を間違えると隙間から雑草が生えてしまい、期待した効果が得られません。
また、景観面での配慮や定期的なメンテナンスも必要になります。

 

この記事では、防草シートの効果と正しい使い方について詳しく解説します。

・防草シートが雑草を防ぐ仕組みと他の対策との違い
・防草シートのメリット・デメリット
・防草シートで失敗する原因

 

「防草シートの効果を詳しく知りたい」と考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

 

雑草について、他の対策方法も知りたい!という方は、こちらの記事もおすすめです。
草むしり・除草剤はもう限界?7つの雑草対策についてプロが解説

 

防草シートとは?雑草が生えなくなる仕組みを解説

防草シートの基本的な仕組みを理解することで、なぜ雑草対策に効果があるのかが明確になります。
まずは防草シートの役割と、雑草が生えなくなる理由について詳しく見ていきましょう。

 

防草シートの基本的な役割と効果

防草シートとは、地面に敷くことで雑草の成長を抑制するシートです。
シートによって光を遮断することで、雑草の光合成を阻止し、成長を抑制するものになります。
加えて、シートがあることによって物理的に雑草が地上に出るのを防いだり、新しい種が地面に落ちるのを防止することが可能です。

 

防草シートを正しく敷くことで、既存の雑草を枯らし、新しい雑草の発生を防げます。効果の持続期間はシートの品質や施工状況によって異なりますが、一般的には5〜10年程度です。

 

防草シートと他の雑草対策(除草剤・砂利)との違い

防草シートと、他の雑草対策方法を比較してみましょう。

 

除草剤との違い

除草剤は既存の雑草を枯らす効果はありますが、新しい雑草の発生は防げません。そのため、定期的な散布が必要になります。
一方、防草シートは一度設置すれば長期間効果が持続します。
化学薬品を使わないため、ペットや子どもがいる家庭でも安心して使用できる点が強みです!

 

砂利のみとの違い

砂利だけでは、雑草の完全な抑制は困難です。砂利の隙間から雑草が生えてくることも珍しくありません。
防草シート+砂利の組み合わせにすることで、見た目を保ちながら高い雑草抑制効果が得られます。

そういったこともあり、弊社では雑草対策として防草シートを使用する場合、砂利を併用する方法を必ずご提案しています!
防草シート単体では景観面や耐久性に課題がある場合もありますが、上に砂利を敷くことで見た目の美しさや耐風性が向上し、防草効果も長持ちします。コストと効果のバランスがよく、家庭用から広い敷地まで幅広く対応できるのが魅力です。

 

ぜひ防草シートのメリットデメリットを把握して、砂利との組み合わせもご検討ください。

 

防草シートのメリット

こちらでは防草シートを導入することで得られる具体的なメリットについて解説します。

 

長期間にわたる雑草抑制効果

防草シートの最大のメリットは、長期間の効果持続です。
品質の良い防草シートを選べば、少なくとも3年、長いと10年以上の効果が期待できます。一度設置すれば、数年間は雑草取りの手間から解放されるのが、大きなメリットです。

 

安全性が高い

 

防草シートは、化学薬品を一切使用しない物理的な雑草対策です。
小さな子どもが触れても、ペットが舐めても特に問題ありません。

 

また、土壌への悪影響もないので、環境的にも安全性の高い商品です。

 

コストパフォーマンスに優れる

初期費用は除草剤より高くなりますが、効果の時間が長いため、長期的に見ると経済的です。
防草シートは種類や面積にもよりますが、10㎡で5,000〜10,000円ほどで手に入ります。
除草剤は10㎡あたり、おおよそ1,000円~2,000円です。
仮に年2回散布すると、10年間で20,000~40,000円ほどのコスト+時間コストがかかります。
コストパフォーマンスを考えると、防草シートを施工するメリットは大きいです。

 

防草シートのデメリット

 

防草シートはメリットのある手法ですが、デメリットもあります。導入前にしっかりと理解しておきましょう。

 

景観が悪くなる可能性がある

防草シートは、黒や緑の人工的なシートです。そのため、そのまま敷いただけでは、見た目があまり良くありませんね…。
効果は高いものの、せっかくの庭が殺風景になる恐れがあるため、景観を重視したい方にとっては、そのままではデメリットが大きい手法です。

 

効果的な雑草対策という面でも、景観の面でも、砂利やタイルを上に施工することをおすすめしています。

 

定期的な交換・処分が必要

 

防草シートは永続的に使えるものではなく、5~10年に1度は交換する必要があります。
新しいシートを敷く手間だけでなく、劣化したシートを廃棄する必要性も出てくるので、注意が必要です。

 

安価な防草シートを選んだ場合、2〜3年程度で劣化が始まることもあります。

 

強風でめくれる恐れがある

防草シートは軽量なため、台風などの強風でめくれてしまう場合があります。
めくれてしまうと結局、隙間から雑草が生えてくることにつながります。

 

正しく設置したときの雑草抑制効果は高いですが、化学薬品のように雑草を根本から根絶できるわけではないのが、防草シートのデメリットです。

 

防草シートで雑草が生える失敗例

 

皆さんもたまに道を歩いていて、見かけたりするのではないでしょうか?
防草シートを敷いても雑草が生えてしまう失敗事例を紹介します。

 

壁と防草シートの隙間から雑草が生える

防草シートで最も多い失敗例が、隙間処理の不備です。隙間があると、そこから日光が入り込み、雑草が成長してしまいます。特に建物際は雨水が溜まりやすく、雑草にとって好条件な環境となってしまうのです。

特にフェンスや塀との境界や、植木や構造物の周辺には注意が必要です。円柱をぐるっと囲むなど、真っ直ぐではない場所に設置するときも、隙間ができやすくなります。

 

防草シートの上に土が溜まる

防草シートの上に土やほこりが蓄積すると、なんとその土から雑草が生えてしまうことがあります。
雑草の生命力にはかないませんね!
土が風で飛ばされてきたり、泥や砂が雨で流れ込んだりと、蓄積する要因は様々です。

 

特に窪地になっている箇所では土が溜まりやすくなるため、防草シートを敷いたうえで清掃が必要です。

 

ピンの穴から雑草が生える場合

固定ピンを打った穴から、雑草が生えてくる失敗例もあります。ピンが緩んで穴が広がったり、ピンの材質が劣化してしまうのが原因です。
特に安価なプラスチック製のピンを使った場合、紫外線による劣化で穴が広がりやすくなります。また、ピンが少ないと、強風でズレてしまうこともあるでしょう。

 

防草シートは、正しく隙間なく敷設できれば効果が高い商品ですが、完璧な状態を維持するのが難しいという側面もあることを理解しなくてはなりません。

 

永久的な雑草対策をするなら「ドライテック」もおすすめ

防草シートよりもさらに効果的で永続的な雑草対策として、「ドライテック」という選択肢があります。


(インスタグラムでは実際の施工の様子などをご覧いただけます!)
ドライテックとは、透水性コンクリートの一種で、雑草対策と水はけの良さを両立した舗装材です。

 

・半永久的な雑草抑制効果
・優れた透水性(水たまりができにくい)
・メンテナンスフリー
・自然な見た目

 

初期費用は防草シートよりもかかりますが、長期的な視点で考えると、ドライテックは非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。
「防草シートでは景観が気になる」「メンテナンスの手間を最大限に減らしたい」と考えている方には、おすすめの方法です。

詳しくはぜひこちらの記事をご覧ください。
話題の透水性コンクリート「ドライテック」とは?メリットやデメリットなどを徹底解説

 

メリットとデメリットを理解して雑草対策を選ぼう

防草シートは、正しく施工すれば高い雑草抑制効果を発揮します。しかし、施工方法を間違えると期待した効果が得られないため、自分の庭に適しているかをしっかり検討することが大切です。

 

もし長期的にメンテナンスフリーな環境を実現したい場合は、ドライテックなどの別の方法もおすすめです。
私たち四季辺では、自宅の状況やご予算、将来のライフスタイルも見据えて、今できる現実的な対策をご提案しています。

 

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