2025.10.15
庭や外構の砂利敷きで後悔する前に知っておきたい7つの失敗例と対策法
こんにちは。四季辺の赤土です。
「砂利敷きを検討中だけど、後悔している人って多いの?」
「もし敷くなら、絶対に失敗したくない」
庭や外構部の雑草対策やデザイン性の向上を目的に、砂利敷きを検討している方は多いです。しかし、実際に砂利を敷いてから「こんなはずじゃなかった」と後悔する声も少なくありません。
この記事では、庭の砂利敷きで後悔する具体的な失敗例と、それを避けるための対処法について詳しく解説します。
- 庭の砂利敷きで起きがちな7つの失敗例
- 後悔しないための具体的な対処法
- 砂利以外の庭づくり選択肢
ぜひ最後まで読んで、後悔のない庭づくりを実現してください。
庭や外構の砂利敷きで後悔する7つの失敗例
こちらでは、庭の砂利敷きでよくある失敗例を7つご紹介します。
1.隙間から雑草が生える
砂利敷きの最大の失敗例は、砂利の隙間から雑草が生えてくることです。
雑草の種子は風で運ばれ、砂利の隙間に入り込みます。そして砂利の下の土壌に根を張り、成長していきます。特に春から夏にかけては雑草の成長が活発になり、砂利を敷いても緑の雑草が目立つようになってしまうのが難点です。
仮に時間をかけて雑草を抜いたとしても、根が残っていると、再び生えてきてしまいます。防草シートなどを用いて対策しないと、毎年雑草処理に多くの時間を取られてしまうでしょう。
2.落ち葉やゴミの掃除が大変
砂利の隙間に落ち葉やゴミが入り込み、掃除に手間がかかることも大きな後悔ポイントです。
砂利面は平坦ではないため、落ち葉が砂利の間に挟まって取れなくなります。また、風で飛んできた小さなゴミやペットの毛なども同様です。通常のほうきでは完全に除去できず、手作業で一つひとつ取り除く必要があります。
特に秋は掃除をしてもすぐに落ち葉が入ってしまうため、非常に大変です。近隣に大きな木がある場合は、落ち葉の処理が日常的な負担になります。
3.歩きにくい
(施工事例:楽しみの庭 砂利でも石や擬木などを足場として合わせると、よく歩く場所も使いやすいです)
砂利の上を歩く際の不安定さも、後悔する理由の一つです。
砂利は足を置くたびに動くため、歩行時の安定性に欠けます。特に粒の大きな砂利を敷いていたり、敷き厚が不適切だったりする場合、足を取られやすくなるでしょう。高齢者や小さな子どもには転倒のリスクが高まりますし、雨の日も滑りやすくなってしまいます。
庭であれば影響は少なめですが、玄関前のように日常的に通る動線に砂利を敷いた場合、ストレスを感じるかもしれません。
4.子どもやペットが遊びにくい
(施工事例:集いの庭 人やペットが良く通る場所はコンクリートやタイルの施工が人気です)
子どもやペットの遊び場として庭を活用したい場合、砂利は大きな障害になります。
砂利の上では、子どもが転んだ際に怪我をするリスクが高まります。また、犬や猫の肉球にも砂利は負担をかけます。ボール遊びをしても、砂利によってボールが不規則に跳ねてしまうので、思うように遊べません。
他にも、子どもやペットが砂利を口に入れる危険性もあるため、注意が必要です。
そのため、犬走りや、隅の方にのみ施工するなどの工夫が大切です。
5.砂利の手入れや補充が大変
砂利自体のメンテナンスも、想像以上に手間がかかります。
砂利は時間が経つと汚れや苔が付着し、見た目が悪くなります。また、雨や風によって砂利が移動したり、削れて小さくなったりすることで、厚みにムラが生じます。一部の砂利は排水溝や隣地に流れ出てしまうため、定期的な補充が必要です。
砂利は、最初は美しく見えても、維持するための継続的な作業が必要です。
6.景観が殺風景になる
植栽や芝生と比べて、砂利は無機質な印象が強くなります。特に白系の砂利を広範囲に敷いた場合、病院や霊園のような冷たい雰囲気になってしまいます。せっかくのお庭ですので、植栽もないようでしたら全面の砂利施工ではなく、なにかしら工夫を加えられると良いかと思います。
庭は家の顔でもあるため、外観への影響は無視できませんね。
7.砂利が飛び散る
風や雨、人の歩行によって、砂利が本来の場所から移動してしまう問題も頻繁に起こります。
強風時には軽い砂利が飛散し、隣家の敷地や道路に散らばります。また、車のタイヤで砂利が跳ね上がり、玄関周りや車体に傷がつくケースもあります。砂利の管理が近所迷惑につながる可能性もあるため、適切な管理を行わなくてはなりません。
庭の砂利敷きで後悔しないための対処法
砂利敷きで後悔しないためには、適切な準備と施工が欠かせません。以下の対処法を実践することで、多くの問題を解決できます。
防草シートをしっかり敷く
雑草対策の基本は、砂利の下に防草シートを敷くことです。
防草シートは雑草の光合成を遮断し、成長を抑制します。品質の良いシートを選び、適切に施工することで、長期間の雑草抑制効果を期待できます。
防草シートを選ぶ際には、厚さや耐用年数を確認しておきましょう。また、防草シート同士に隙間があると、そこから雑草が生える恐れがあるため、つなぎ代をしっかり確保できるように、余裕を持ったサイズ選びが大切です。
施工時には、地面を平らに整えて、雑草を完全に除去してから、防草シートを隙間なく敷くようにしてください。その後、適切な厚さの砂利を敷くことで、雑草の問題は大幅に軽減されます。
砂利の色にこだわる
(画像はカラーグラベル)
景観の問題を解決するには、砂利の色選びが重要です。単色ではなく、2〜3色の砂利を組み合わせることで、変化のある美しい庭を演出できます。また、周囲の建物や植栽との調和を考えた色選びをしましょう。
また、粒の大きさも重要です。歩行する場所には10〜20mmの中程度の粒、見た目重視の場所には5〜10mmの小さめの粒を選ぶと良いでしょう。
四季辺ではカラーグラベルという、天然石を人工的に砕いて作られた化粧砕石を取り扱っています。天然石の美しい色合いを活かしつつ、一定のサイズに加工されているため、庭の景観づくりに適した素材として人気を集めている商品です。興味がある方は、ぜひ詳細を確認してみてください。
他の舗装材も検討する
砂利の問題が気になる場合は、他の舗装材との組み合わせや代替案も検討しましょう。
例えば、以下のような舗装材は、庭や外構によく使われています。
コンクリート:メンテナンス不要で雑草も生えない仕上がり
オワコン:透水性に優れて自然な仕上がり
人工芝:年中緑で子どもやペットに優しい
ドライテック:水たまりができず滑りにくい
各舗装材にはそれぞれ特徴があるため、家族のライフスタイルや予算、庭の用途に合わせて選択しましょう。
おしゃれで動きやすい庭づくりはプロに相談を
砂利敷きは、うまく施工すれば美しい景観を実現しながら、雑草の生えない状態を生み出せます。ただし、後悔している人も少なくないため、事前によくある失敗例を確認しておいてください。
また、庭づくりで後悔しないためには、プロの意見を聞くことも検討しましょう。
プロに相談することで、土地の特性を活かした設計や、適切な材料選びや施工方法など、専門家の視点からアドバイスを受けられます。
また、アフターメンテナンスなどのサポートも充実しているため、いざトラブルが発生したときも安心です。
私たち四季辺は、自宅の状況やご予算、将来のライフスタイルも見据えて、最適なエクステリアをご提案しています。
「どの方法を選べばいいかわからない」「まずは話だけ聞きたい」
そんなご相談も大歓迎です。ぜひお気軽にお問合せください。
________________________
四季辺スタッフの赤土(あかつち)です。
_______________________
外構でお悩みならご相談ください!
お近くの方は
ぜひご予約のうえご来店ください!
まずはお気軽にご相談ください!
お問い合わせをお待ちしております!