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2025.09.01

エクステリアとは?外構との違いや構成する要素を徹底解説

エクステリアとは?外構との違いや構成する要素を徹底解説

こんにちは、四季辺の赤土です。

 

「エクステリアって何のことを指すの?」
「外構との違いは?」

そんな疑問をお持ちですか?

 

エクステリアは住宅の印象を大きく左右し、家族の快適性や安全性に直結する重要な要素です。適切な知識を身につけることで、失敗や後悔のないエクステリアづくりが可能になります。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

 

・エクステリアの基本的な定義と外構との違い
・エクステリアを構成する6つの主要な要素
・エクステリア検討時に押さえておきたいポイント

 

ぜひ最後まで読んで、理想のエクステリア実現に向けた知識を深めていきましょう。

 

エクステリアとは

 

エクステリアとは、住宅の建物外部における装飾や設備全般のことです。門扉や玄関アプローチ、庭など、建物の外回りにあるすべての要素が含まれます。
エクステリアは住宅の第一印象を決定づける役割を果たし、住んでいる人のライフスタイルや価値観を表現する場でもあります。また、防犯性やプライバシーの確保、家族の安全性など、機能面においても重要な役割を担っています。

 

エクステリアと外構との違い

エクステリアと外構は混同されやすい用語ですが、それぞれ異なる意味を持っています。

 

外構は主に「構造物」に焦点を当てた用語です。門、塀、駐車場など、建物外部の構造的な設備や建造物を指します。一方、エクステリアは「デザイン性」や「空間の演出」に重点を置いた概念です。
近年では、単に機能を満たすだけでなく、デザイン性も重視したエクステリアが注目を集めています。

 

エクステリアのデザインは3種類

エクステリアのデザインは、大きく分けて3つのタイプに分類されます。

 

オープン

オープンタイプは、敷地を塀やフェンスで囲わず、道路や隣地との境界を明確に区切らないデザインです。開放感が演出できる点がメリットとなります。
視覚的な広がりが生まれるため、敷地が実際よりも広く見える効果があります。また、風通しが良く、明るい印象を与えるのも特徴です。一方で、開放的であるがゆえにプライバシーの確保や防犯性が弱いという側面があります。

 

クローズド

クローズドタイプは、オープンとは逆に、敷地の周りをフェンスや塀、生け垣などで囲うデザインです。防犯性が高く、プライバシーが守られるのがメリットです。
外部からの視線を遮ることで、家族がリラックスして過ごせる環境を作れます。ただし、閉鎖的な印象を与える可能性や、圧迫感を感じる場合があります。

 

セミクローズド

セミクローズドタイプは、オープンとクローズドの中間に位置するデザインです。開放感とプライバシー性を兼ね備えるなど、それぞれの良さを併せ持ちます。
部分的に目隠しを設けながらも、全体的には開放的な印象を保てます。バランスの取れたデザインのため、幅広いライフスタイルに対応できます。

 

エクステリアを構成する6つの要素

エクステリアは以下の6つの主要な要素で構成されています。各要素の特徴と役割を理解することで、統一感のあるエクステリア計画が立てられます。ぜひご確認ください。

 

1. 門扉・門柱

門扉・門柱は住宅の「顔」となる部分です。来客者が最初に目にする要素のため、住宅全体の印象を決定づける重要な役割を果たします。

門柱は表札・インターホン・ポストなどを設置する機能的な役割も担います。素材は天然石・レンガ・コンクリート・金属など豊富なので、住宅のデザインに合わせて選択しましょう。

 

2. 玄関・アプローチ

玄関アプローチは、門から玄関までの通路部分を指します。家族や来客者が日常的に利用する動線のため、安全性と利便性を最優先に設計する必要があります。
滑りにくく、雨に濡れても安全に歩ける素材を選ぶのがポイントです。また、夜間の安全性を考慮したライティングも欠かせません。

 

3. 塀・フェンス

塀やフェンスは敷地の境界を明確にし、プライバシーや防犯性を確保する役割を持ちます。オープン、クローズド、セミクローズドを決定づける要素になるため、住宅のデザインテーマに合わせて、適切な高さと素材を選択しましょう。

 

4. 庭

施工事例:安らぎの庭

庭は家族の憩いの場となる重要な空間です。ガーデニング・バーベキュー・子どもの遊び場など、ライフスタイルに合わせた活用方法を考えて設計しましょう。
なお、庭の設計では、日当たりや水はけなどの自然条件を十分に考慮することが大切です。植物の成長や季節の変化を見越した、長期的な視点で計画を立てましょう。

 

5. デッキ・テラス

施工事例:集いの庭

デッキやテラスは、地面より一段高いスペースで、リビングの延長として活用できます。
ウッドデッキやタイルテラスなど、いくつかの種類があるので、実現したいデザインに合わせて決めましょう。
また、屋根やパーゴラを設置することで、雨天時や強い日差しからも保護されます。

デッキについては以下の記事もチェックしてみてください。
人工木ウッドデッキとタイルデッキの違いとは?

 

6.  駐車場・ガレージ

施工事例:駐車場舗装工事
車を保管する駐車場やガレージは、車の出し入れを安全かつ容易に行えることが重要です。動線や広さなどを考えたうえで、レイアウトを決める必要があります。また、雨や日差しから車を守る屋根を設置することも可能です。

 

エクステリアを検討する際のポイント

理想的なエクステリアを実現するためには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
デザイン性だけでなく防犯性にも目を向ける
エクステリアを検討する際は、ついついデザインに目が行きがちですが、同時に防犯性も考慮する必要があります。
例えばオープンタイプにするなら、センサーライトや監視カメラを設置する、クローズドなら侵入者が隠れやすい死角を作らないようにするなど、対策方法は様々です。
夜間でも安全に過ごせる環境を整えることで、家族全員が安心して暮らせます。

 

室内からの見え方を考える

施工事例:水の音の庭
エクステリアは外部からの見た目だけでなく、室内からの眺めも重要な要素です。リビングの窓からの景色は、毎日目にすることになるからです。
例えば、窓から見える位置に美しい植栽や季節の花を配置することで、室内にいながら自然を感じられる環境を作れます。
室内からの視線を意識したエクステリア計画により、内外が一体となった快適な住環境を実現できるでしょう。

 

メンテナンス性も意識する

エクステリアのデッキを掃除する

エクステリアの素材や設備を選ぶ際は、将来のメンテナンス性も十分に検討しましょう。美しい外観を長期間維持するためには、適切なお手入れが欠かせません。
例えば天然木は温かみのある風合いが魅力ですが、定期的な塗装や防腐処理が必要です。一方、人工木やタイルは耐候性に優れ、メンテナンスの手間を大幅に削減できます。

 

植栽についても、成長速度や剪定の頻度を考慮して選択することが重要です。手入れが行き届かなくなると、かえって住宅の印象を損ねてしまう場合があります。長期的な視点でメンテナンス計画を立てておきましょう。

 

理想のエクステリアを実現するにはプロの意見を取り入れよう

エクステリアは住宅の価値を左右する重要な要素です。理想的なエクステリアを実現するためには、専門知識を持ったプロの意見を取り入れることをおすすめします。
エクステリアの専門業者は豊富な施工実績と専門知識を持っており、予算や敷地条件に応じた最適な提案ができます。また、メンテナンス性や耐久性についても的確なアドバイスを受けられるでしょう。
私たち四季辺では、自宅の状況やご予算、将来のライフスタイルも見据えて、最適なエクステリアをご提案しています。

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